Yahoo!検索で急上昇したヒトやモノに突撃取材、コメントもご紹介!「検索注目ピックアップ」
ミニ四駆の日って? 今年もジャパンカップ開催! ミニ四駆メディアミーティング参加レポート
ミニ四駆の日が急上昇ワードに
2017年4月5日の急上昇検索ワードランキングの16位に「ミニ四駆の日」がランクインしていました。どうやら、4月4日に「ミニ四駆の日」という検索ワードでの検索数が急増したのがその理由のようでしたが、発売元のタミヤさんが「ミニ四駆の日」とアナウンスしているのは3月24日です(『み・に・よん』の語呂合わせのようです)。
デイリーランキング 急上昇ワード 2017年4月5日 - Yahoo!検索データ
さらに詳しく理由を調べてみますと、朝の情報番組の「今日は何の記念日?」というクイズコーナーの選択肢の一つとなっていたようです。
ミニ四駆と言えば、子供も大人もアツくなる世界最小クラスのモータースポーツ。その名称もクイズの選択肢として使われるのに違和感がないくらい、一般化したのかもしれませんね。
今年のジャパンカップのコースは?
さて、去る4月20日に新橋にあるタミヤプラモデルファクトリーにて「ミニ四駆メディアミーティング」が行われました。例年この時にミニ四駆公式大会であるジャパンカップの詳細が発表されることもあり、ミニ四駆ファンのYahoo!検索スタッフもお邪魔することにしました。
司会はミニ四駆の伝道師MCガッツさん
ジャパンカップは毎年趣向を凝らしたミニ四駆レーサーを楽しませる、そして悩ませるコースレイアウトになることが多い大会です。ミニ四駆は発売から35年に当たるそうで、きっと大きな仕掛けを入れてくるに違いありません。
その名も「グレートクロスサーキット2017」。まずスタートすると見慣れない、やや左右に膨らんだストレートが見えます。「ルーズロード」という新しいセクションで、膨らんだ部分がマシンに左右の揺さぶりをかけてきます。その次に、これも新しいバンクセクション「オメガバンク」が現れます。登りながらカーブを曲がるので、大きく減速させられそうです。下り部分は急降下して即カーブとなるので注意が必要そうです。そこを無事に抜けても細かいジャンプの続く「ダブルバウンシングストレート(マルチ)」がマシンをふるいにかけていきます。さらに進むと、また新しいセクション「クライムチェンジャー」というバンクを駆け上ることになります。今まで多くのコースではレーンチェンジをする時にだけバンクを登るのですが、本セクションはその逆。レーンチェンジをする時にだけ平坦(へいたん)なレーンを走るレイアウトになっています。
登り、下り、左右に上下と、息つく暇を与えてくれず、正直完走できる気がしません......。
今回はそれだけではありません。なんと、これらのセクションの場所を入れ替えて合計4パターンのコースをレースごとに変えてくるそうです。
前の大会で通用したセッティングが有効でない場合もあり得ますし、最近ではブログやSNS、動画など、コース攻略の情報が昔に比べて検索しやすくなっています。パターンを増やすことで情報も分散するので、その面でも攻略の難易度が上がることになりそうです。
(左)ジャパンカップが開催される時には記念ミニ四駆が発売されます
(右)ボディが組み替えできるニューコンセプトマシンも登場
One More Thing...
コース紹介も終わり、メディアミーティングが終盤に差し掛かると最後にもう一つ発表がありました。
新型シャーシの発表です。フロント側にモーターを配置したタイプで、現在も発売されているものの20年以上前に設計されたものです。根強いファンがいるフロントモーターのシャーシですが、強度や駆動効率の面で苦労しているミニ四駆レーサーの方も多いと思います。詳細は5月に開催される「第56回 静岡ホビーショー」にて公開予定とのことですので、続報を待ちましょう。新設計でのフロントモーターシャーシが勢力図を書き換えてくるのか、要注目です。
メディア対抗でミニ四駆レース!
メディアミーティングのあと、こちらも恒例になっている見た目を競うコンクールデレガンスと、速さを競うメディア対抗ミニ四駆レースが行われました。
レースを走るためにカスタマイズされたマシンでも、見た目にこだわりをもって作られているものも多くなって来ています。
各メディアの方々が制作したマシンがずらり
そんななか、今回受賞したマシンはこちら!
とげとげしい!
このマシンを作ったのはタレントのかえひろみさん。とげとげしたものは全てビスで、指にまめができるなか作ったそうです。おめでとうございました。
続いてレースです。今回のレースは、キットに付属のノーマルモーター限定と言うルールで行われました。グレードアップパーツとしてたくさんの強力なモーターが発売されているのですが、そのパワーが使えない分、かえってシビアなセッティングが求められます。
車重を軽くする、タイヤのグリップをどうするのか、ブレーキの強度は......。レース前の練習でギリギリまでセッティングを煮詰めました。
約30名によるトーナメント戦が行われ、各メディアの個性豊かなマシンが熱戦を繰り広げました。しかしノーマルモーターだからといって侮るなかれ。コースアウトするマシンも結構多く、ミニ四駆の奥深さを知ることとなりました。
そんなレース展開のなかでYahoo!検索スタッフも参加させていただき、準優勝することができました!
アツい夏が始まる!
新しいセクションが盛りだくさんで難セクション続きのジャパンカップ、新設計のシャーシやボディ組み替えの新コンセプトマシンの登場など、35周年の節目を飾る新しい波がどんどん押し寄せてきます。今年もミニ四駆の夏はアツくなりそうです。
【開催日程】
6月18日(日) 東京大会1 |
6月25日(日) 大阪大会1 |
7月 2日(日) 静岡大会 |
7月 9日(日) 熊本大会 |
7月16日(日) 東京大会2 |
7月30日(日) 愛媛大会 |
8月 6日(日) 仙台大会 |
8月13日(日) 新潟大会 |
8月20日(日) 北海道大会 |
8月27日(日) 東京大会3 |
9月10日(日) 掛川大会 |
9月17日(日) 岡山大会 |
10月 1日(日) 大阪大会2 |
10月 8日(日) 福井大会 |
10月予定 東京大会EXチャンピオン決定戦 |
ミニ四駆 新製品・イベント情報を発表!
http://www.tamiya.com/japan/cms/newstopics/4704-m4news20170421.html
第56回 静岡ホビーショーのご案内
http://www.tamiya.com/japan/cms/newstopics/4697-hobbyshow.html