こんにちは。ヨッピーです。
学園祭のシーズンですね!
いやー、学園祭といえば模擬店に出し物、ライブパフォーマンスがあったりで、みんなで一致団結して何かに取り組むっていう、いわば「青春ドラマ」の象徴であります。
まあ、僕は一回も行ったことないんですけど
あれ......? おかしいな......。僕も大学生だったのにな......。
まあ僕が通ってた大学は家から死ぬほど遠かったし、そもそも一緒に模擬店を出したりするような友だちは皆無だったので、「学園祭=お休みの日」みたいな感じで家でグータラ過ごしていました。
今更ながら学園祭の雰囲気すら味わっていないことを後悔しております。
チキショー!
てことで、今回の検索探偵は失った青春を取り戻すために、学園祭に突撃じゃあああああああああああああああ!
そんなわけでYahoo!検索スタート! まずは「学園祭 東京」で都内の学園祭を調べる
なるほど。10月後半から11月にかけてあちこちで開催されるようですね。
「どうせなら規模の大きいところが良いな」と思い、突撃したのがこちら!
どん! 早稲田大学の早稲田祭にやって来ました!
ちなみにこちらの早稲田祭は日本最大級の学園祭で、予想来場者数が2日間で16万人!
門をくぐるとものすごい人の数!
ここにいる人がほぼ全員年下だと思うと死にたくなりますね。
そしてこちらが今回、「こちら検索探偵」の取材を受け入れていただいた、学生サークル「早稲田リンクス」の土屋亮太さんだ。
フリーペーパーの発行やイベントの主催、ウェブサイト運営などを行っている。
実をいうとこの前日の学園祭初日、僕が所属する「オモコロ編集部」を早稲田祭の講師として招いてくれたのも早稲田リンクスさんなのだ。
檀上で話す僕。大して人気のないオモコロの講演なのに、700人も入る会場だったので早稲田リンクスは数字の計算ができないアホの集団なのかなと思った
そんな縁もあって、「学園祭ではフリーペーパーを2000部ほど学内で配る予定」という話を早稲田リンクスさんから聞き、そのお手伝いをさせていただくことにしたのであります。
やったー! 学生気分を味わえる~~~!
立ち込める暗雲
土屋さん「それが......、ちょっと問題が発生しまして......」
ヨッピー「え、なんですか」
土屋さん「フリーペーパーを配るの禁止って運営側から通達されました」
なんでも、学園祭に関係ない、普段から出してるフリーペーパーを期間中に配っちゃダメ、なんだそうだ。えー!
土屋さん「さらにですね、ヨッピーさんに着ていただこうと思っていた早稲田リンクスのTシャツも、『外部の人が着ていると学生との区別がつかなくなってしまう』という理由で着ちゃダメ、と......」
ヨッピー「oh......」
僕が着るはずだった早稲田リンクスのTシャツ
ヨッピー「それじゃ僕、学園祭に遊びに来ただけの、ただのおっさんじゃないですか」
土屋さん「そ、その代わり、今日はバッチリ案内しますんで!」
気を取り直して初めての学園祭に突入
そんなわけで学内に繰り出した一行。
模擬店がズラっと並んでいてこれぞ学園祭!っていう雰囲気ですね。
「いやー、懐かしい感じだわー!」とか言ってたんですけど、冒頭でも述べたように僕、学生時代に一度も学園祭行ってないですからね。
懐かしいもクソもなかったわ。
こちらはフランクフルトソーセージ の模擬店。
写真左のお姉さんに捕まったのでフランクフルトを買ってみることにしました。
僕「1本ください! いくらですか?」
お姉さん「400円です!」
僕「意外と高ぇな」
味は普通
僕「タピオカドリンクも300円とかだし、安いのかと思ってたら結構お値段がするんですね」
土屋さん「模擬店って、結局、機材とか全部借りてそれを2日間で償却しなきゃいけないですからね。結構カツカツなんですよ。費用だけで20万円とかかかるんで......下手したら赤字だったり」
僕「なるほど、それで全然売れてない屋台の人は目が死んでるんですね」
こちらはやきそば。一食400円!
台湾からの留学生グループが焼きビーフンの屋台を出してる
ヤキー・ソッバーと賢者の味。投げやり感がすごい
和服姿がすてきなおだんご屋さん
漫画研究会の似顔絵屋さんに似顔絵を描いてもらった
できあがりがこれ。似てる!
ステージ上ではダンスサークルがダンスをお披露目
いやー、さすが日本最大級の学園祭だけあって熱気がすごい!
このダンスステージ周りなんかは特に人が多く、かきわけて歩くのもひと苦労。
今のところの写真だと、人の多さが伝わらないと思うので、アングルを変えて上からの写真をご覧いただきましょう。
なんだこれ
いやほんと、なにこれ。ジャスティン・ビーバーでも来てるの?
パフォーマンスをしているのは普通の学生のダンスグループなのにすごい人の数!
いやー、さすがは日本最大級の学園祭!
ちなみにキャンパスを歩いてるのは、ほとんどが学生さんらしき若い人たちなんですが、制服を来た女子高生の姿もチラホラ見かけるのが不思議。
「早稲田の彼氏が欲しい~!」みたいな感じで彼氏候補を探しに来ているのかもしれませんね。
ホストクラブに入店
そんな感じで学内をウロウロしていたところ、ホストクラブっぽいやつを発見したので入ってみることにしました。
この人をNo.1に据えるあたりにセンスを感じる
店内はこんな感じ。え? ホストクラブってこんなのだっけ。
ちょうどお店に、女子高生4人組がいたのでいろいろ話を聞いてみました。
僕「やっぱり『早稲田の彼氏が欲しい!』って感じで出会いを探してるの?」
女子高生「いや全然そんなんじゃないですよ。楽しいから遊びに来てるだけです」
僕「でも、『付き合うなら早稲田が良い』とかあるんじゃないのー?」
女子高生1「ないですね」
女子高生2「ない」
女子高生3「私もないです」
女子高生4「私は......、アリかな......」
早大生、4人中3人にフラれる。
女子高生1「早稲田は友だち止まり、って感じ」
女子高生2「あー! それわかるー!」
「早稲田は友だち止まり」発言にショックを受ける早大生。これからもがんばって欲しい
そんな感じで学内をウロウロしていたのですが、学園祭では模擬店以外にも、いろんな人が講演していたりするのであります。
インターネットの人にはおなじみ、はあちゅうさんの講演があることを発見。
講演内容が「大学時代にやっておくべき10のこと」ということで、大学に全然行かなくて暗い学生時代を送ってきた僕としては、「絶対に見ないといけないやつだ!」と思ってさっそくお邪魔することにしました。
会場に潜入する僕
講義を始めるはあちゅうさん
自身のエピソードを交えながら「大学生時代にやっておくべきこと」についてプレゼン。
大学時代にやっておくべきことその1「友だちをつくる」
大学時代に友だちが2人しかいなかったことを思い出してへこみ始める僕
この後も、「恋をする」「イベントを開く」などと続いていくのですが、確かに全部僕が学生時代にやってなかったことだし、そんなはあちゅうさんと真逆の生活をしていた僕が、便所虫みたいな学生生活を送っていたことを考えると、たぶん全部正しい。
そうか......、友だちもいないし恋愛もしていないし、イベントもやってなかったら学生時代なんか充実するわけがないよね......。
気を取り直して外に出よう
そんなわけで「このままでは普通にガンへこみしてしまう」と、気を取り直して外に出る一行。
早稲田祭では学内のあちこちで、さまざまなパフォーマンスが行われている。
こちらはパントマイムのショー
メインステージでは、どデカい液晶モニターの前で学生が踊る
戸山キャンパスでは美術系のサークルがライブペインティングを披露
レゴで作った早稲田大学の模型もあった。すごい!
学園祭の運営って大変
そんななかで興味深かったのがこちら。
都知事選の立候補などでおなじみの「マック赤坂」さんの講演。
今から「公開愛人募集コンテスト」を開くらしい。いろいろと大丈夫なのか、それ。
興味深い顔で見守る僕
愛人志望の方々のプライバシーの問題でコンテスト中の写真はNGだったのですが、愛人志望の女子大生に対してマック赤坂さんが、 Yahoo! JAPANでは書けないような質問をぶつけまくっておりました。
僕「大丈夫なんですかねこれ?」
土屋さん「いや、ぜんぜん大丈夫じゃないと思います」
そんな会話をしていたところ、案の定運営側からストップがかかって公開愛人募集コンテストは見事に中止。
壇上で「運営出てこい!」ってゴネるマック赤坂さん。 pic.twitter.com/FQCnVB5O4Y
— ヨッピー (@yoppymodel) 2014, 11月 2
いやー、すごいものを目撃してしまった。
こういうのも学園祭の醍醐味(だいごみ)なのかもしれない。
マック赤坂さんの暴れっぷりは、「マック赤坂 愛人」でリアルタイム検索でチェック!
そして始まるフィーバータイム
マック赤坂さんの暴れん坊ぶりを見届けたあとに、外に出ると日が落ちかけている。
土屋さんいわく、最終日のこれくらいの時間からは、売れ残りを処分するためにたたき売りが始まるそうだ。
300円のやきそばが100円に値下げ!
ジャ○ネットもビックリの66%オフや!
アグー豚のソーセージも100円
200円の晩ごはん!
33歳のおっさんが、学祭で100円のやきそば食べてるっていう絵ヅラは結構悲しいものがあるけれども、おいしいから全てオッケーなのであります。
「学園祭グルメ」とかで記事を作ってもおもしろいかもしれませんな。
そんな盛りだくさんの早稲田祭2014のシメはWasedaCollection2014、通称「ワセコレ」と呼ばれる学生参加型のファッションショーだ。
デザイナーもモデルも現役の早稲田生とのことですが、どう見ても本職のモデルさんにしか見えませぬ。
「ワセコレ」で画像検索すると美女がたくさん
そんなきらびやかなステージを眺めつつ、2日間にわたって開催された早稲田祭は幕を閉じるのであります。
そして、打ち上げ
すべてのプログラムが終了した後、めいめいの学生が撤収作業に入る。
ひと段落したところで高田馬場駅周辺に散っていき、それぞれのサークル単位での打ち上げに入るのだ。
この日は早稲田リンクスの打ち上げに、特例で混ぜてもらった。
33歳のおっさんが大学生に混ざってビールを飲む図
ちなみに丸一日僕に付き合ってくれた土屋さんは、3年生のため、この日をもってサークル活動を引退するらしい。
多くの3年生がこの早稲田祭を区切りに引退するそうで、そういう意味でもやはり、大学生活においての「学園祭」は重要なポジションを占めるのかもしれない。
今日で早稲田リンクスを引退する3人。なんとなく哀愁が漂っております
僕「やっぱ寂しいもんですか」
土屋さん「そうですねぇ......。ずっと学生やってたいくらいですもん。就職活動とかがホント怖くて......」
僕「まあ、就職活動って拷問みたいなもんだからね、あれ」
早稲田の学生って、もっとイケイケな感じで自信にあふれてるのかと思いきや土屋さんはそうでもないらしい。
サークルの先輩もやはり就職活動で苦労したりしているそうで、「楽しい学生生活」が終わりを迎えつつあることに不安を抱えているのかもしれないけど、一応社会人を経験している僕として学生のみなさんに伝えておきたいことは、「別に社会人なんてそんなに大変でもない」ということであります。
まあ、僕みたいに終わってる学生時代を過ごしていた人間でもなんとか今のところ生きていれますので、サークル活動なんかの打ち込んできたものがあるような人たちはもっと胸を張って社会に飛び込んだって良いのではないでしょうか。
結局、この後は「ヨッピーの就職活動相談会」みたいな感じになりながらも、久々の「学生ノリ」に触れながら夜は更けていくのであります。
ガンバレ! 学生諸君!
そんなわけで、今回のまとめ~~~~!
・学園祭は普通に遊びに行っても楽しいぞ! Yahoo!検索を駆使して行ってみよう!
・模擬店の出店には意外とお金がかかるらしい!
・閉店間際になるととんでもない値引き率になる! 活用すべし!
・講演であんまり過激な発言をするとストップがかかることもある!
・学園祭に参加したことは必ず人生の大事な思い出になる! 学生は積極的に参加しよう!
「早稲田祭」の様子は動画検索でチェックしてみてね!