沖縄県出身の仲間由紀恵さんも、つらい二日酔いに悩まされていた......?
イラスト/藤田マサトシ
いよいよ年末ムード。忘年会やクリスマスパーティーなど、何かとお酒を飲む機会が増える時期です。連日の飲み会で、二日酔いになってしまう人も多いのではないでしょうか? というわけで今回は、全国で最も二日酔いをしている人が多い県を検索率から調査しました。調査結果からは、「沖縄県民が最も二日酔いをしている」ということがわかったんです!
まずは、「二日酔い 吐き気」の検索率。
「二日酔い 吐き気」の地域別の検索率分布図
東京都と沖縄県が真っ赤ですね。3位は北海道ということで、日本の最南、最北、中心でゲロゲロいってるわけですね......。
続いては、「二日酔い 解消」という検索ワード。
「二日酔い 解消」の地域別の検索率分布図
東京都と沖縄県が入れ替わっただけで、ほとんど同じような結果に! 明日のことを考えずに飲みまくる人の多い地域がなんとなくわかってきましたが、こうも地域的にバラけるなんて不思議ですね......。
また、酒豪が多いイメージがある沖縄県は納得の結果。泡盛は非常にアルコール度数が高いですからね。東京都は企業が多いため、仕事関係の飲み会が多いのでしょうか? 北海道は......寒いから?
お次は、実際にその解消法を調べている人をサーチ。「二日酔い ツボ」で調べてみると......。
「二日酔い ツボ」の地域別の検索率分布図
また沖縄県と東京都!どうやら今回は、沖縄県と東京都のデッドヒートのようです。
二日酔いや飲み過ぎに効くといわれている「ウコン」では......。
「ウコン」の地域別の検索率分布図
沖縄がダントツ1位。確かに、沖縄はウコンの産地なので、この勝負はあまりに有利すぎたか......。
では、最近よく聞くようになった「ヘパリーゼ」では?
「ヘパリーゼ」の地域別の検索率分布図
またこの3つがランクイン! 「またお前らかっ!」と、職員室でいつも体育科の先生に怒鳴られている3人組みたいですね。多少、沖縄県がリードしている印象ですが、まだ決定的な結果が得られていない気がいたします。
では、「二日酔いになれてくると、事前の予防をし始めるのでは!?」という予想に基づき、「二日酔い 予防」の検索率分布をサーチしてみましょう。
「二日酔い 予防」の地域別の検索率分布図
なんと! ここでは沖縄県が1位となり、東京都はランクインならず。「なんくるないさ!」と、強気な発言をしているものの、ちゃっかり二日酔い予防をしているのが沖縄人のようです。
ちなみに、「二日酔い 対策」でも......。
「二日酔い 対策」の地域別の検索率分布図
沖縄県が上位に。東京都は企業や大学が多く、まだ自分に合った飲み方がわからない新入社員や学生が調べているのかもしれません。
これは「沖縄県民が一番二日酔いをしている」と言い切ってしまってもいいのではないでしょうか!! では、実際のところはどうなのか? 沖縄県那覇市出身のお笑いコンビ「キャン×キャン」のボケを担当している長浜之人さんに伺ってみました。
左が、マスオさんのモノマネでおなじみの長浜さん
記者「検索では、『沖縄県が最も二日酔いをしている県』という結果がでましたが、実感としていかがですか?」
長浜「二日酔いをしている人、沖縄は多いです! 朝から酒くさい人や、トイレでオエっと聞こえて出てこない人、目が真っ赤のまま食堂でランチをしている人などなど、かなり見ますね。沖縄は電車がなかったので、終電を気にして飲み会をしません。そんな時間配分が、二日酔いに直結していると思います。次の日が8時からの仕事でも、『7時半まで飲める!』なんてお決まりの冗談がありましたが、実際に7時まで飲むことも......」
記者「す、すごい! 30分の違いで冗談扱いなんですね! ということは、長浜さんも二日酔いになることが......?」
長浜「かなりあります! 朝、起床後すぐに吐いてから電車に乗ることも多いです。稽古で酒臭いままネタあわせをすると、変なテンションになったりも......。以前、二日酔いをした際は、朝気付くとトランクスの上からブリーフをはいていたことがあります。誰かにイタズラされたのかと思ったら、すべて自分でやったことと知り、びっくりしました。その日は電車の各駅で降りて、吐いたり壁をつたって歩いたり、とにかく最悪でしたね......。三日酔いまでいきました」
記者「三日酔い!?」
【結論】
沖縄県民は、本当に二日酔いが多い県!
※ランキングはYahoo!検索で検索されたワードを都道府県別に分析した、検索率分布によります。
※2011年10月4日~2012年10月3日